第20回LSIデザインコンテスト・イン沖縄  設計仕様書 - 3-1

3-1. HOG

Histograms of Oriented Gradients(HOG)とは,局所領域における輝度(色,明るさ)の勾配方向を ヒストグラム化した特徴量である.局所領域を複数のブロックに分割し,各ブロックの勾配をヒストグラム化 することにより,物体の形状変化に頑健な特徴量を得ることが出来る.

 

Equation 1

図1:ヒストグラム化までの流れ図


・HOG特徴量を得るための過程を以下の(1)〜(5)に示す.

(1) 画像をピクセルサイズにリサイズし,グレースケールで読み込む.


(2) 各ピクセルの輝度から勾配強度と勾配方向を算出する.勾配強度と勾配方向は,以下の式によって求めることが出来る.


勾配強度(magnitude):

Equation 2

勾配方向(angle):

Equation 3

Equation 4

(3) セル領域ごとに勾配のヒストグラムを算出する.

勾配方向を0度から180度まで20度ずつ9方向に量子化し,各々のセル領域内でヒストグラムを算出する.


Equation 5                              

図2:9方向の勾配ヒストグラム図


(4) ブロックごとに正規化する.

あるn番目のHOG特徴量について以下の式を用いて正規化を行う.


Equation 6

v(n)は勾配方向ヒストグラム,qはセルサイズ,Nは勾配方向の数を示す. また,分母は1ブロック(q×qセル)に含まれるHOG特徴量の総和である.1つのセルに対し,複数回の正規化を行う.


(5) 全てのヒストグラムを統合したものを特徴量とする.

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